Interview03

現場ICT環境基盤の整備や
建設支援ロボットの
開発など新たな領域で
「地図に残る仕事。」を
サポート。

Interview 03
大成建設建築本部出向
主任
石丸 裕紀Hiroki Ishimaru 2016年度入社
PROFILE
学生時代は数学を専攻。自分が携わった製品が社会に残り影響を与えるという観点から、IT業界を一つの「ものづくり業界」と捉えて志望した。入社後はシステムエンジニアとして幅広いシステムの新規開発を担当。現在は大成建設に出向し、建築本部で現場ICT環境基盤整備や建設支援ロボット開発に従事している。
CAREER
  • 2016

    第一開発保守部
    入退場管理システムの開発・保守・運用
    契約・申請管理システムの開発・保守・運用

  • 2019

    第一開発保守部
    株主総会に関するシステム運用・対応サポート

  • 2020

    デザイン&ソリューション部
    IoTソリューションの提案
    現場支援システムのプロトタイプ開発

  • 2021

    大成建設 建築本部(出向)
    現場ICT環境基盤整備
    建設支援ロボット開発

TOP 採用情報・社員紹介03

Chapter 01

全国に400ある大成建設の
建築現場の
DXを推進する
プロジェクトに参画。

大成建設建築本部に出向し、建築現場内のICT環境基盤の整備と、現場業務を支援するロボットの開発に携わっています。
近年は建築現場でもタブレット端末やスマートフォンを利用することも増えてきましたが、高層階や地下階など電波の届かない場所ではインターネットや電話の利用が困難です。そこで大成建設では、現場でのインターネット環境を網羅的にカバーするWi-Fiと、従業員の作業状況を把握するシステムを一体化した「T-BasisX」を構築。建築現場におけるDXを進めています。

私がこのプロジェクトに参画した2021年半ばは、実際に現場にどう展開するかを検討するフェーズでした。大成建設には全国に400ほどの建築現場がありますが、立地条件も進捗状況も異なり、同じ現場はひとつとしてありません。いくつかの現場に足を運んで、現状をヒアリングし、適切な導入方法を現場の社員と模索。そこで得た知見から、共通的に最低限の導入内容をパッケージ化するという展開方法にたどり着きました。現在は半数以上の建築現場でシステムを導入。すべての現場への導入を達成できるよう、プロジェクトを進めています。

Chapter 02

様々な現場で培った経験や知見を
新たなプロジェクトに活用。

もう一つ、担当しているプロジェクトが、建設支援ロボットの開発です。具体的には、自律搬送ロボット、自律清掃ロボット、現場巡視ロボットを開発しています。
システムエンジニアである私に求められているのは、情報技術的な面から携わること。これまでさまざまなシステムを開発してきた経験を活かし、機能要件を満たしながら操作性の高いユーザーインターフェースになるためのアドバイスや改善指示などを行っています。ICT環境基盤整備プロジェクトで現場に足を運んだことで、「ロボットが現場でどのように動作するべきなのか」「どうすれば現場作業員が使いやすいか」などの知識も得ているので、プロジェクトの各フェーズで役割を全うしていけると感じています。

システム開発というものづくりを通して「地図に残る仕事。」を実践する大成建設をICTの側面から支えたい、というのが入社の決め手でした。現場ICT環境基盤の整備はまさに大成建設の建築現場をICTで支えるもの。そして、建設支援ロボットの開発では、目標とした動きをする物体を目にすることができ、ものづくりの楽しさも味わっています。地図に残る建築にシステムエンジニアとして携われることが、大きなやりがいとなっていますね。

Chapter 03

建築をICTで支える。
人の役に立つ仕事だと実感。

社会に残るような、人の役に立つものを生み出す。それを実現したいという思いは入社以来ずっと抱いているものです。携わっている業務の中でも、建設支援ロボットの開発は建築現場の業務効率化はもちろん、安全性の向上にもつながり、建築現場での働き方改革という社会課題の解決にも寄与できると考えています。目指しているのは「誰かの役に立つ人」であり続けること。丁寧に仕事に向き合い、相手のためにできることを実践していけば、「チームにいてくれると助かる、頼りになる人」になれるはず。そういう人材になることが目標ですね。

大成建設グループをICTで支える業務は多岐にわたります。その業務にはいろいろな考え方を持った人材が必要です。だからこそ、どんな人でもマッチする可能性が大きい会社だと思います。また、柔軟な働き方ができることも魅力で、テレワークや休暇制度を活用しながら、プライベートも充実させることができる環境です。一人ひとりの希望や関心に合った「チャレンジ」がこの会社できっと見つかると思いますよ。

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