Interview02
AIを駆使して、
課題を解決。
業務効率化を支える。
- Interview 02
- 業務統轄部
ITアーキテクト - 進藤 文明Fumiaki Shindo 2010年度入社
- PROFILE
- 学生時代はAIの研究に取り組む。システム開発のすべての工程に関わることができ、インフラ構築まで行えることが決め手となり、入社を決意。入社後はシステム開発、サーバ環境の構築・運用、システム監視環境の構築などに従事する。現在はデータ利活用推進に携わり、AI導入プロジェクトを統括するとともに、後輩の指導も担当。プライベートでは3児の父。子育てにも積極的に参加し、仕事もプライベートも大切にした働き方を実践している。
- CAREER
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2010
システム開発部
積算費管理システムの開発 -
2012
システム開発部
グループウェア導入プロジェクトに参画 -
2015
開発保守部
線量管理システムの開発 -
2016
インフラ運用部
サーバ環境の構築・運用
サーバ移転プロジェクトに参画 -
2017
第二開発保守部
総合調達システム開発プロジェクトに参画 -
2019
業務統轄部 開発技術チーム
開発技術の調査研究
運用ルール策定 -
2022
情報企画部出向・業務統轄部
AI関連業務
データ利活用推進
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Chapter 01
あらゆるデータを集約し、
活用する。
利用価値の高いシステムを構築。
私が携わっているのは、大成建設内のデータを集約・活用するためにAIを導入するというプロジェクトです。建設予定の建物の概要データ、それを基にした設計データ、工事を進めるためのデータ、竣工した建物のデータ、お金に関するデータなど、大成建設が各部署で保有しているデータは様々。それらのデータをつなげて活用するという流れを作ることがミッションです。
各部門の困りごとをヒアリングし、それに対する解決策としてAIが最適であると判断された場合は、関連するデータを収集・分析し、AIモデルを作成します。例えば、CO2排出量を計算する場合、使用する資器材の排出量を一つひとつ確認するため時間がかかります。それをAIが自動判定するシステムを導入したことで、業務の効率化を達成できました。こうしたシステム開発の際、私が担うのはパイプ役。システムを使用する予定の部署、データを集める部署、システム開発を行う部署などと連携しながらプロジェクトを進めています。
Chapter 02
一つひとつ課題を
クリアする経験が
技術力への自信につながる。
これまでシステム開発、サーバ環境の構築、運用ルールの策定など、様々な業務に携わってきました。新しい技術に触れられる現場も経験したいという希望が叶い、配属されたのが今の部署です。いろいろな現場を経験し、自分の得意分野を探せることに加え、「挑戦したい」という思いに柔軟に対応してくれるのも当社の魅力のひとつですね。
印象に残っているのは、入社3年目に携わったグループウェア導入プロジェクトです。担当したのは、負荷テスト。大成建設グループの社員2万人が利用するシステムで、この規模の負荷テストは社内でも経験がありませんでした。実施方法の調査、結果の分析、対応方法の検討など試行錯誤を繰り返し、一つひとつ課題をクリアしていく作業は大変でしたが、解決できた時の喜びはひとしおです。最終的にはそのプロセスをチーム全員で楽しんでいたほどで、この経験が技術力への自信になり、新しい知識をどんどん得たいと考えるきっかけにもなったと思っています。
Chapter 03
常に新しいことに挑戦し、
スキルアップし続けられる
環境。
現在取り組んでいるのは、営業が商談で使うAIシステム。土地の広さや立地条件、建物の用途や階数などを入力することで建築費の概算を算出できるシステムです。営業担当者が早期に概算金額を認識することで、顧客に寄り添った営業活動を行うことが可能になります。先行公開したところ、営業からも経営陣からも高く評価されました。坪単価の感覚を養うなど営業のノウハウ蓄積にも役立つという感想も頂き、想定以上の使い方もできるシステムへと成長する期待も大きいですね。今後はICTで建築現場での技術継承をサポートするシステムを手がけたいという目標もできました。ベテランから若手への技術継承は建設業界の課題のひとつ。AIなどの先端技術で課題解決を担いたいと思います。
ICTは日々進化しています。最先端の技術を使ったプロジェクトに携われる機会も多いので、積極的に挑戦する意欲のある方と一緒に働けたら良いですね。また、ワークライフバランスを重視したい方にとって当社は最高の環境になると思います。私自身、在宅勤務などの制度を活用しながら、3人の子どもの子育てをしています。仕事にバリバリ取り組みながら、家族との時間も大切にできる。ライフスタイルに合わせた働き方が実現できますよ。
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