大成建設グループのCSR

社会的課題の解決を通じて
持続的な発展に貢献するCSR活動を推進していきます

理念体系とCSR

2010年6月、大成建設グループは20年ぶりに”グループ理念体系”を再構築しました。企業グループとして持続的に発展してくためには、グループの全役職員がベクトルを合わせて協働していける理念や価値観の共有が不可欠と考えたからです。
グループ理念である「人がいきいきとする環境を創造する」を追求するため、全役職員が「大成スピリット」を共有し、“行動指針系”のグループ行動指針・個別方針と、“経営計画系”である中期経営計画に基づいて企業活動を実施しています。その活動過程におけるステークホルダーの要望や期待を通じて、社会的課題を認識しその解決により、サステナブルな社会の実現に貢献しながら、新しい社会的価値を創出していくことを目指しています。

大成建設グループのCSR

理念と価値観の共有のために

2011年度以降、理念体系に関するeラーニングを毎年度実施し、社会的要請や社内での取り組みと関連付けながら、理念体系の一層の浸透・定着を図っています。
2017年度は、日本経済団体連合会の「企業行動憲章」が要請する企業価値の向上と理念体系との関係をテーマに社員にeラーニングを実施し、実施率は96%となりました。

CSR推進体制

大成建設グループでは、代表取締役副社長執行役員管理本部長を委員長、コーポレート・コミュニケーション部CSR推進室を事務局としたCSR委員会(取締役・執行役員5名)を設置しています。委員会では、ESG(環境・社会・ガバナンス)を中心とした非財務面の当社グループの取り組みや情報発信について定期的に協議、報告をしています。2017年度は2回実施しました。
CSR推進室は、CSRに関する教育・指導、各部門・グループ会社などとの意見交換を実施し、CSR活動を日々の活動に落とし込んでいます。また、各CSR分野を推進するための方針や制度・仕組みについての協議は、環境委員会などの業務委員会で実施しています。

CSR推進体制図

CSR推進体制図
  • *1 社長室、安全本部、建築本部、土木本部、調達本部で構成
  • *2 大成建設の基幹協力会社組織

CSRマネジメント

ISO26000とCSR活動

大成建設グループは、中期経営計画などの“経営計画系”とグループ行動指針などの”行動指針系”の両方から抽出されたCSR課題を、組織の社会的責任に関する国際規格であるISO26000を参考に整理しCSR活動に取り組んでいます。ISO26000が定義した「7つの中核主題」に沿って、本CSRサイトで活動報告をしていきます。また、より経営とCSRの統合を強化していくために、整理したCSR課題からマテリアリティを特定し、PDCAを回しながらCSR活動の継続的な向上を図っています。
また、CSR課題の設定や活動の推進にあたっては、あらゆるグローバルイニシアティブを尊重し、ESG別に課題の共有・進捗状況を継続的に確認しています。また、CSRをよりグローバルな視野でとらえサステナビリティに関する社会課題に結びつけるために、国連グローバル・コンパクトの参画などCSRマネジメントフレームワークに即し、CSR関連団体への積極的な参加と連携を進め、継続的にCSR活動を展開し、さまざまなステークホルダーと対話を深め企業価値向上に努めています。

国連グローバル・コンパクトへの参加

2018年4月に「国連グローバル・コンパクト」に署名(加入)し、「人権・労働・環境・腐敗防止」にかかわる10項目の原則を支持することを表明しています。

グローバルイニシアティブを尊重

  • 世界人権宣言
  • 国連グローバル・コンパクト
  • SDGs (持続可能な開発目標)
  • ILO中核的労働基準
  • ISO26000
  • GRIスタンダード
  • 国連ビジネスと人権に関する指導原則
  • 企業行動憲章(日本経済団体連合会)
  • 統合報告フレームワーク(IIRC)

CSR関連団体への参加

  • (一社)グローバル・コンパクト・ネットワークジャパン
  • (公社)企業市民協議会(CBCC)
  • (公社)国際NGOケア・インターナショナル ジャパン

ステークホルダーとのコミュニケーション

ステークホルダー 大成建設グループの責任とアプローチ方法
お客さま
  • 「品質方針」「安全衛生方針」を定め、良質かつ安心、安全な建設生産物、災害時の事業継続支援などの関連サービスの提供に努めています
  • お客さま満足度調査を通じて、さまざまなご意見、ご要望を受け止め、品質改善や生産性向上に生かしています
株主・投資家
  • 「コーポレートガバナンス基本方針」「情報開示方針」「IR方針」を定め、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指し、適時・適切な企業情報の開示と、建設的な対話に努めています
  • 株主総会や株主通信の発行を通じてコミュニケーションを促進するとともに、いただいた意見や面談内容を経営陣にフィードバックしています。
  • 決算説明会や海外機関投資家との面談では、社長による業績・経営戦略に関する説明や質疑応答などを通じて、建設的な対話促進を図っています
お取引先さま
  • 「調達方針」を定め、CSR調達活動を実施し、公平・公正な取引を通じてパートナーシップを推進しています
  • 全国の専門工事業者で組織する「大成建設(株)安全衛生環境協力会」と協力して、職場での労働災害の撲滅、健康障害の防止及び環境事故の防止・環境保全活動の推進に努めています
従業員
  • 社員の人権を尊重し、コンプライアンス教育・研修を実施するなど、働きやすい職場環境の実現に努めています
  • 労働関係法令の遵守、職場の安全衛生の配慮、EAPの設置、介護相談などの各種相談窓口や差別・セクハラなどに対応した企業倫理ヘルプライン、グループヘルプラインを設置し、従業員満足度調査もあわせて実施しています
  • 社員組合と職場環境・労働条件について定期的に協議を行っています
地域社会・国際社会・地球環境
  • 「社会貢献方針」「環境方針」「生物多様性宣言」を策定し、事業活動を推進しています
  • 自然環境保全事業「公益信託大成建設自然・歴史環境基金」や、次世代に向けた新技術分野の助成「(一財)大成学術財団」のほか、建築家「ル・コルビュジェ」の絵画作品等の貸し出しを通じて、建設文化の普及に努めています
  • 国連グローバル・コンパクトへの参画(署名)に基づく行動、SDGs(持続可能な開発目標)などのさまざまなグローバルイニシアティブへの賛同を通じ、社会的課題の解決への貢献に努めています