国立競技場について

神宮の杜と調和する
日本らしい「杜のスタジアム」

周辺環境と調和し、市民に開かれた

「杜のスタジアム」

歴史ある明治神宮外苑の自然と調和し、100年後を見据え、エリア一帯の貴重な緑を未来に残し、市民に開かれた「杜のスタジアム」が誕生しました。

伝統建築の継承と国産木材の利用

世界に誇る日本らしい
スタジアム

日本の伝統建築の特徴である軒庇をスタジアムの外周に設けることで、日射と雨を遮り、柔らかな陰影をつくり、周辺の木々と調和したスタジアムとなっています。
大屋根のトラスには鉄骨と木材を組み合わせた構造部材を用いており、スタジアムを訪れた全ての観客、アスリートが木の温もりを感じられます。
国産木材を積極的に使用することで、世界に誇れる日本らしいスタジアムとなりました。

臨場感と見やすさ、アスリートの力を引き出す

「みんなのスタジアム」

アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整備するとともに、360°連続するすり鉢状の3層スタンドがアスリートと観客の一体感を創出します。
また、世界最高のユニバーサルデザインを目指し、すべての人が安全で快適に観戦できる環境を整備しています。

新しい国立競技場は、
こうして完成を迎えた

日本だけでなく世界中から大きな注目を集めたプロジェクト。
多くの関係者が一丸となって、熱き挑戦心と誇りを胸に、ひるむことなく工事に邁進しました。
工事を率いた作業所長と設備長が、竣工に至る軌跡を振り返りました。

大成建設と国立競技場

大成建設は、1958年竣工の旧国立競技場の新築、1963年竣工の増築、そして、2019年竣工の新しい国立競技場の建設に携わっています。
大成建設が国立競技場の建設に携わった歴史を紹介します。

工事記録映像(2019年完成)

木と緑の「杜のスタジアム」‐国立競技場建設の記録‐(30分・大成建設制作)

大成建設の施工で2019年11月末に竣工した新しい国立競技場。
2016年の安全祈願から、2019年12月15日に執り行われた竣工式までをまとめた施工記録映像です。