国立競技場について

大成建設と国立競技場

大成建設は
新旧国立競技場の建設に携わっています。

都心にあって、豊かな緑が広がる明治神宮外苑。
明治天皇と昭憲皇太后の遺徳を伝えるために
造成されたこの杜には、
大正期より多くの
スポーツ施設がつくられ、時代を超えて、
数々の夢や感動を演出してきました。
その象徴的存在である国立競技場の建設を
大成建設は新旧ともに手掛けました。

1958

東洋一のスタジアムを築く

戦後復興を遂げつつあった日本は、復興の姿を世界に示す好機として、アジア競技大会の招致を計画します。
その舞台として建設されたのが、旧国立競技場です。
施工を担った大成建設はわずか14カ月の工期で、収容人数5万人を誇る東洋一のスタジアムを完成させました。
完成の翌々月、1958年5月に行われた第3回アジア競技大会では、メインスタジアムとして活躍しました。

1963

増築工事を手掛ける

大成建設は、1962年3月から1963年8月まで、1年半かけて座席数を約7万1千人にする拡張やトラック・フィールドの改造などの増築工事を手掛けました。

2019

世界にアピールする
日本らしい「杜のスタジアム」

旧国立競技場に引き続き、新たな国立競技場建設にも大成建設が携わりました。
このプロジェクトを実現するため、設計・施工・工事監理が一体となった組織を中心に、設計本部、技術センターなどの技術開発部門とPC工場などの生産部門を併せ持つ大成建設の強みを活かし、また新技術を駆使した生産性の高い工法を随所に取り入れました。大成建設の総合力を存分に発揮したプロジェクトとなりました。

国立競技場
所在地
東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
敷地面積
約109,800m²
建築面積
約69,600m²
延べ面積
約192,000m²
高さ
約47m
階数
地上5階、地下2階
構造
鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
座席数
竣工時 約60,000席(うち車いす席500席)
発注者
独立行政法人日本スポーツ振興センター
設計
大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
工事監理
梓設計・大成建設・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
施工
大成建設