T-3DP®で作製した埋設型枠が有する柱の耐震性能の向上に関する検証
大型構造実験および非線形有限要素法COM3に基づく性能検証
T-3DP®による鉄筋回避巻き立てプリント工法を用いた自動型枠積層
移動式3Dプリンティング技術によって,既設の鉄筋近傍に型枠を自動製造する様子を動画にまとめています。鉄筋を避けながら,鉄筋との離隔5mmの位置に正確に材料を積層している様子が確認されます。
高さ1800mmの型枠を180層で積層しており,約100分で積層を完了しています。 T-3DP®により構築した型枠は,支保工なしでコンクリート打込み時の側圧に耐えられる強度を有します。そのため,従来型施工における合板型枠の組み立て,支保工設置,脱型といったステップが不要となり,コンクリート工の生産性を大きく向上させることができます。
