中計最終年度の目標である連結売上高1兆8,700億円の達成方策は？
現状の能力で1兆7,000億円程度の売上は可能と見ている。更なる10％の上積みはチャレンジングな目標となるが、国内事業を中心に伸ばしたい
中計初年度（当期）は対前期で利益が縮小するが、最終年度に向けた改善方策は？
主に国内建設事業で改善を図る。前期は大型の最終決算工事が多く追加工事の獲得が集中した。当期は谷間となるが最終年度に向けて最終決算工事が増加する見込みであり、その中で利益も改善を図りたい
海外事業への取り組み強化を掲げた理由は？またリスク管理についての考え方は？
国内の好況がいつまで続くか不透明な中、今から海外事業の拡大に向けた準備が必要。過去の苦い経験も踏まえ、リスク管理などの体制整備・強化を進めており、またM&Aや他社とのアライアンスも視野に入れて取り組みたい
海外事業で注力する地域は？開発事業にも取り組むのか？
ODA・インフラ輸出案件があり、また比較的法整備が進んでいるという点から、当面はアジアが中心となろう。海外の開発事業も視野に入れており、日系デベロッパーとの共同プロジェクトを中心に、現地企業の案件については法整備の状況に照らして取り組む
自社株買いは今後も継続するか？また投資とのバランスは？
あくまで投資とのバランスで最適な資金配分を決めていくが、キャッシュに余裕がある場合は自社株買いを継続したい