ニッポン近代化遺産への旅

解説

ニッポン近代化遺産への旅

幕末から明治・大正にかけて急激に進められた日本の近代化に大きく貢献した産業・交通・土木に関わる建造物=近代化遺産 にスポットを当てたドキュメンタリー映画。貴重な近代化遺産を初めて本格的に取り上げた画期的な試みです。旧新橋駅や琵琶湖疏水の蹴上発電所など、全国に残る数多くの貴重な遺構を紹介しています。この映画を通して、自立した日本の近代産業を興すためにエネルギッシュに生きた先人たちの情熱とロマンそして「建設」が果たした大きな役割を紹介します。

近代化をなしとげたのは、当時の技術者達の悲壮な使命感や向上心であるよりも、無我夢中の充実感と好奇心だったろう。と私は思う。

出演イラストレーター 南伸坊

ギャラリー

碓氷第三橋梁
富岡製糸場
余部鉄橋
神子元島燈台
撮影風景

受賞歴

  • 文部省選定
  • 土木学会選定
  • 第37回日本産業映画ビデオコンクール・経済団体連合会会長賞
  • フェスティバルコミュニカ 銅賞
  • 1999年優秀映像教材選奨・教養部門優秀賞
  • 第19回土木学会最優秀賞
  • 1999年教育映画祭・優秀作品賞
ニッポン近代化遺産への旅

1998年/カラー/16ミリ/62分

監督
畑中義昭
撮影
坂本誠吾
監修
清水慶一(国立科学博物館 工学博士)
出演
南伸坊(イラストレーター)
ナレーション
檀ふみ(女優)
制作
日本映画新社