会社の歴史

明治6年10月に大倉喜八郎が資本金15万円をもって大倉組商会を創立し、機械などの直輸入貿易をおこすとともに諸建造物の造営などに当たったのが、当社の起源である。
明治20年3月大倉喜八郎は渋沢栄一氏、藤田伝三郎氏と相はかり、資本金200万円をもって有限責任日本土木会社を設立して、上記大倉組商会の業務の内、土木関係に関するものを分離しこれを継承した。これが当社の前身であり、叉わが国における会社組織によった土木建築業のはじめである。
明治25年11月有限責任日本土木会社は解散し、その事業を大倉喜八郎単独経営の大倉土木組に継承した。
明治44年11月大倉土木組は、株式会社大倉組に合併され株式会社大倉組土木部となった。
大正6年12月株式会社大倉組より分離して資本金200万円の株式会社大倉土木組となり、ここに当社が名実ともに誕生した。
大正9年12月、日本土木株式会社と改称。大正13年6月、大倉土木株式会社と改称。
昭和21年1月、大倉土木株式会社を廃して大成建設株式会社と改称。

1873年
(明治6年)
大倉喜八郎、大倉組商会を設立 創業
銀座煉瓦街復興工事
1882年
(明治15年)
銀座大倉組商会前にアーク灯点火
1883年
(明治16年)
鹿鳴館
1887年
(明治20年)
有限責任日本土木会社を設立(初の建設業法人)
大阪出張所(後に大阪支店、現関西支店)を開設
1890年
(明治23年)
琵琶湖疏水閘門トンネル(京都府・滋賀県)
1893年
(明治26年)
大倉喜八郎、大倉土木組を設立
1894年
(明治27年)
<日清戦争勃発>
1904年
(明治37年)
<日露戦争勃発>
1911年
(明治44年)
株式会社大倉組土木部 発足
1914年
(大正3年)
<第一次世界大戦開戦>
1915年
(大正4年)
大倉組本館
1917年
(大正6年)
株式会社大倉土木組を設立(初の建設業株式会社)
1920年
(大正9年)
日本土木株式会社と改称
1923年
(大正12年)
帝国ホテル 二代目本館(通称 ライト館)
<関東大震災>
1924年
(大正13年)
大倉土木株式会社に社名変更
横浜出張所(現横浜支店)を開設
1927年
(昭和2年)
東京地下鉄道(東洋初の地下鉄 上野~浅草間)
1928年
(昭和3年)
創業者大倉喜八郎逝去(享年90才)
1929年
(昭和4年)
札幌出張所(現札幌支店)を開設
<世界恐慌が始まる>
1931年
(昭和6年)
名古屋出張所(現中部支店)を開設
大倉シャンツェ(北海道)
1933年
(昭和8年)
九州出張所(後に福岡支店、現九州支店)を開設
1939年
(昭和14年)
<第二次世界大戦開戦>
1945年
(昭和20年)
<第二次世界大戦終戦>
大西進が社長に就任
1946年
(昭和21年)
大成建設株式会社と改称
<GHQ公職追放を指令>
仙台(現東北支店)、広島(現中国支店)、新潟(現北信越支店)、高松(現四国支店)の出張所を支店に改称
<新憲法公布>
1947年
(昭和22年)
社員投票により藤田武雄社長と役員を選出
1949年
(昭和24年)
社員株主制度が実現、非同族会社となる
1956年
(昭和31年)
株式を東京店頭市場に公開
1957年
(昭和32年)
加藤一衛が社長に就任
株式を東京証券取引所に上場(建設業界初)
1958年
(昭和33年)
銀座大成ビル竣工、本社を移転
(旧)国立競技場(東京都)
1960年
(昭和35年)
技術研究所を豊洲に開設
水嶋篤次が社長に就任
1963年
(昭和38年)
東京支店開設
本間嘉平が社長に就任
1964年
(昭和39年)
<東京オリンピック開催>
富士山頂レーダー基地(静岡県・山梨県)
1969年
(昭和44年)
南幸治が社長に就任
1970年
(昭和45年)
<大阪万博開催>
1972年
(昭和47年)
<札幌冬季オリンピック開催>
1973年
(昭和48年)
創業100周年(記念式典を開催)
1975年
(昭和50年)
菅澤英夫が社長に就任
1979年
(昭和54年)
新宿センタービル竣工、本社を移転
佐古一が社長に就任
技術研究所、横浜市戸塚に移転
1985年
(昭和60年)
里見泰男が社長に就任
1987年
(昭和62年)
青函トンネル(北海道・青森県)
1989年
(平成元年)
<消費税3%実施>
1991年
(平成3年)
東京都第一本庁舎
1993年
(平成5年)
山本兵藏が社長に就任
千葉支店、関東支店、神戸支店を開設
1995年
(平成7年)
<阪神・淡路大震災>
1997年
(平成9年)
平島治が社長に就任
<消費税が5%に>
1998年
(平成10年)
<長野冬季オリンピック開催>
2000年
(平成12年)
京都支店を開設
2001年
(平成13年)
葉山莞児が社長に就任
2002年
(平成14年)
<サッカーW杯日韓大会開催>
2007年
(平成19年)
山内隆司が社長に就任
2011年
(平成23年)
<東日本大震災>
2013年
(平成25年)
創業140周年(記念展「未来へのバトン」を開催)
2014年
(平成26年)
<消費税が8%に>
2015年
(平成27年)
村田誉之が社長に就任
2019年
(令和元年)
<ラグビーW杯日本大会開催>
<消費税が10%に>

国立競技場(東京都)
2020年
(令和2年)
相川善郎が社長に就任