薄型巻付け耐火被覆材と工法の開発
被覆材の課題解決のために要素実験を実施した。要素実験の結果出隅部の割れはなくなり被覆材の膨張量を抑えること、被覆刺し表面に不織布のを設けることの有効性が確認できた。
施工方法については写真のような変更を実施した。断面図からわかるよう金物が変形しても変形に追従することで脱落しないよう変更した。
改良した被覆材と施工方法で評価試験と同条件の予備実験を実施した。
実験の様子を22年度の実験と比較しながら見ていく。
実験の結果試験体は評価試験の合格基準を満足し、被覆材・施工方法に講じた対策が有効であったことを確認した。