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「T-Green® Multi Solar」の開発および普及促進の取り組みが 「脱炭素チャレンジカップ2024」企業・自治体部門で 環境大臣賞(金賞)を受賞

2024年2月26日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)と株式会社カネカ(社長:田中稔)が共同で進めている「T-Green® Multi Solar」※1の開発と普及促進の取り組みが、このたび「脱炭素チャレンジカップ2024」(企業・自治体部門)で環境大臣賞を受賞しました。

 「脱炭素チャレンジカップ」は、学校・団体・企業・自治体などが展開しているCO2排出量を実質ゼロとすることを目的とした地球温暖化防止に関する地域活動について、その優れた取り組みを表彰している全国大会です。環境省、文部科学省などが後援しており、今回で14 回目の開催となります。

 今回の受賞は約10年間にわたる当社とカネカの協業による、ビル壁面や窓を活用した太陽光発電システムの製品化・普及促進への取り組みや、各社それぞれが自社の強みを活かして建物の脱炭素へ向けてチャレンジしている姿勢などが評価されました。また、建物での太陽光パネルは設置場所や景観上の問題が指摘される中、これらの課題解決に向けて壁面や窓、手すりやバルコニーに設置可能な太陽光発電システムの開発・導入を実現し「どのようにすれば脱炭素社会が実現できるのか」という観点から、具体的な解決策を消費者目線で捉えている点もあわせて評価を得ました。

 今後当社とカネカは、「T-Green® Multi Solar」のリニューアルタイプやカラーバリェーションの拡充など、適用条件を多様化させることで更なる普及を進め、戸建て住宅やマンションのほか、オフィスなどの多様な用途や設置場所に応じて本システムを積極的に提案し、建物のZEH・ZEB化に向けた取り組みを継続することで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

脱炭素チャレンジカップウェブサイト:https://www.zenkoku-net.org/datsutanso/

大成建設技術紹介ウェブサイト:
https://www.taisei-techsolu.jp/solution/ct_savingenergy/t-green_multi_solar.html

  1. ※1

    建物の外壁や窓を一体化させた太陽電池モジュールで発電する外装システム