次世代まちづくり基盤・西新宿「シン・デジタルツイン」プロジェクトを始動!

2022年11月18日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:相川善郎)は、スマート東京先行実施エリアである西新宿で5Gや先端技術を活用した、まちづくりや働き方等の分野横断的なサービスの都市実装に向けた取組を推進する東京都事業「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」(注1)における「5Gサービス都市実装プロジェクト」(注2)の一環として、西新宿エリアを高精度で再現した3D都市モデルを活用した西新宿「シン・デジタルツイン」プロジェクトを始動させます。
 レーザースキャンにより取得した地下空間や建物内部などの高精度のデータを国土交通省が主導するPLATEAU(注3)などの既存データと組合せることで、都市全体のデジタルツインを構築し、西新宿の移動経路の可視化や将来のまちづくりの検討、自動配送ロボットとの連携など、まちの課題を解決する様々なサービスの基盤となることを目指します。
 また、この西新宿「シン・デジタルツイン」をVRで体験できるパビリオンをFUN MORE TIME SHINJUKU(主催:ファンモアタイム新宿実行委員会・一般社団法人新宿副都心エリア環境改善委員会)(注4) 開催期間中に「芝生広場@都民広場」および「スマートシティフェスタ(主催:東京都デジタルサービス局)」(注5)にて展開します。

1. 西新宿「シン・デジタルツイン」プロジェクトについて

 西新宿「シン・デジタルツイン」プロジェクトは、西新宿の新しいまちづくりサービスの基盤として高精度な3D都市モデルを構築し、まちの課題解決に資するサービスの開発に貢献するものです。
 「シン・デジタルツイン」の構築にあたっては、一部の地下空間や建物内部などで新たに高精度レーザースキャンを実施しており、5Gの整備がいち早く進んだ西新宿においては、取得されたデータは即時にクラウドにアップロードされ、作業の大幅な効率化が実現しています。
 高精度レーザースキャンにより取得されたまちの狭域データは、PLATEAUや東京都オープンデータ、自動運転車の走行用に取得した3D点群データ、都市計画図書など様々な既存のまちの広域、中域データと組み合わせ、都市スケールでの3D都市モデルである西新宿「シン・デジタルツイン」を構成しています。
 今後は、まちのデータの拡充を更に進めていくと共に、自動運転や自動配送ロボットなどのスマートシティサービスとの連携やまちづくりのシミュレーションツール(to B)・協創ツール(to C)への展開など、新たなまちづくり基盤として積極的に活用していきます。

2. パビリオンでの体験コンテンツ

 体験パビリオンを東京都庁敷地内都民広場と新宿住友ビル三角広場の2か所に設置します。

  • VRゴーグルを介して、自動運転車や空飛ぶモビリティの視点から、高精度で再現された西新宿のまちをリアルに体験することができます。
  • デジタル上で、都市構造を自由にビルド・改造できるシミュレーションツールを使ってまちづくり体験をすることができます。

【パビリオン設置場所】

パビリオン① 芝生広場内@都民広場

  1. 日時:2022年11月21日(月)~27日(日) 10:00~18:00
  2. 場所:東京都庁都民広場内
    (都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅A3出口徒歩1分)

パビリオン② スマートシティフェスタ

  1. 日時:

    2022年11月25日(金)~27日(日) 10:00~17:00
    (初日は12:00開始・18:00終了、27(日)は16時終了予定)

  2. 場所:

    新宿住友ビル三角広場
    (東京都新宿区西新宿2丁目6番1号、都営大江戸線「都庁前」駅A6出口直結)

  1. (注1)

    東京都:西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム
    https://www.5gconsortium.metro.tokyo.lg.jp/

  2. (注2)

    5Gサービス都市実装プロジェクト
    https://www.5gconsortium.metro.tokyo.lg.jp/project/

  3. (注3)

    PLATEAU
    https://www.mlit.go.jp/plateau/

  4. (注4)

    FUN MORE TIME SHINJUKU
    https://welcometoshinjuku.jp/funmoretime/

  5. (注5)

    スマートシティフェスタ
    https://nishishinjuku-5g.metro.tokyo.lg.jp/