米国における既存収益ビルへ投資

ボストンのオフィスビル2棟の権利を取得

2020年3月31日
大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長 村田 誉之)は、アメリカ現地法人(Taisei USA LLC)を通じ、米国マサチューセッツ州のオフィスビル2棟(141 Tremont Street、27 School Street)における、過半の権利を取得しました。
本事業は、当社の米国における既存収益ビルへの約20年振りの投資案件となります。

 本物件の取得は、現所有者であるエヌ・ティ・ティ都市開発株式会社からの持ち分譲渡によるもので、エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社及び現地デベロッパーであるSynergy Investments社との共同所有となります。
 両物件とも、ボストン市の中心部に位置し、アメリカ独立宣言が行われた旧州議事堂などが位置する歴史的エリアであると同時に、商業施設やレストラン、ホテルなどが多く連なる、オフィスエリアとしても人気の高い地域です。
 地下鉄のハブ駅であるDowntown Crossing駅をはじめ、複数の地下鉄駅にも隣接する交通利便性にも優れた立地となっています。

 当社は、中期経営計画(2018-2020)にて、海外事業の持続的な成長を最重要課題と位置付けております。開発事業については、これまで施工基盤を有するアジアを中心に投資を検討しておりましたが、本件を通じて北米における事業のノウハウを取得し、今後の事業拡大につなげていくとともに、海外事業の拡大、収益基盤の強化・多様化に取り組んでまいります。

【物件概要】

141 Tremont Street物件概要
27 School Street物件概要
地図