新人研修で里山整備を体験

−実体験を通じて環境・社会貢献活動意識向上−

2010年4月22日
大成建設株式会社

 大成建設(株)(社長:山内隆司)は、この度事務系新入社員全員(48名)を対象に、環境・社会貢献活動ボランティアを通じた実体験型の社員研修を行いました。
里山の保全をはじめとする「自然との共生」や、「地域社会への貢献」は、環境意識の高まりの中で、近年注目を集めています。当社は、2007年より東京都が主催する「東京グリーンシップアクション(注)」にボランティアとして参加しておりますが、今回、人材育成研修の一環として、企業として単独参加し、里山の保全・整備活動を行いました。当日は、草刈りや歩道の補修などの他、地域ボランティアの方による里山整備の重要性についての講義や、保全地域の観察なども行い、環境と社会貢献について理解を深めました。若年層、特に新入社員が実体験を通じて環境・社会貢献活動意識を高めることは、CSRを正しく認識し、行動できる人材の育成に、重要かつ効果的な取り組みであることから、今後も継続して実施する方針です。
研修の詳細は以下のとおりです。

1.研修形態

これまで当社がボランティアとして参加してきた「東京グリーンシップアクション」の里山保全・整備活動に参加する形で実施。

  1. 東京グリーンシップアクション
    東京都内近郊に残された貴重な自然環境の保全を目的に、東京都が主催し、企業・NPO等と連携・協同して緑地整備活動などに取り組むプロジェクト。

2.研修概要

  1. 1日時
    2010年4月21日(水) 9時〜16時
  2. 2場所
    東京都町田市七国山 ( ななくにやま ) 緑地保全地域内
  3. 3内容
    ・「東京都環境局」、地域ボランティア「七国山自然を考える会」による里山整備に関する講義、保全地域観察
    ・環境保全活動(鎌倉古道の笹刈・道路補修・倒木処理)の実践
  4. 4研修のねらい
    『自然との共生を学ぶ』
    江戸時代、町田市七国山は「萌芽更新」と呼ばれる農村ぐるみの森づくりと、それにより生産される豊富な炭によって、地域の経済を支え、炭と森づくりを中心に「里山」での地域コミュニティが形成されていた。本研修で、先人が自然と共生してきたことを実体験する。
    『地域や社会への貢献の重要性を理解する』
    炭需要の低下により昭和期に消滅した七国山の「里山」を、町田市の地域の方々が約20年前より整備し、人が入れる森と里山をつくった。こうした地域の方々のご苦労を体験・理解し、自然と共生していくことの大切さを学ぶ。
    『新入社員間の絆をより深める』
    同期入社社員間のコミュニケーション・連帯感をより深める。

3.今後の予定

「七国山自然を考える会」と定期的な活動実施について協議しており、来年以降も事務系新入社員に同様の体験型環境実習を行う方針。