ごあいさつ
常務執行役員
技術センター長長島 一郎2024年1月1日に石川県能登半島で最大震度7の揺れを観測する大地震が発生し,建物の倒壊や津波の被害などで死者は400人以上に達しました。
被災された方々やそのご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当社は発災後,直ちに本支店社員が現地に乗り込み,ドローンによる写真測量やT-iDigital Field(現場管理データ連携プラットフォーム)など高度なデジタル技術を導入し,二次災害の防止と速やかな災害復旧に取り組み,1月4日から国道249号線などの道路啓開を開始しました。また,8月8日には日向灘を震源とする地震が発生し,この地震の発生に伴い,制度ができた2017年以来初めて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されま した。この様な大規模災害を想定して,11月1日には南海トラフ地震の発生形態の一つである「半割れケース」の発生を想定した「大規模災害対策訓練」を全社で実施し,「臨機応変の対応力の強化」を図っています。
2021年6月に定めた【TAISEIVISION 2030】では,「人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりに貢献する先駆的な企業グループ」を目指しています。引き続き,弊社はインフラ整備や災害に強い安全・安心なまちづくり,高品質な建物と生活環境の提供に取り組んで参ります。