RSFセグメント
鋼繊維・有機繊維混入コンクリートを使用した、ひび割れ・欠けに強いRCセグメント
お客様のメリット
- 繊維の補強効果により、セグメント組立時のひび割れ・欠け・はく離を低減できます。
- 繊維の補強効果を定量的に評価した設計が可能で、合理的なセグメント構造を実現します。
- 公益社団法人 土木学会 技術推進機構にて技術評価を受けた技術です。
技術の特徴


- 構造の特徴
- RSF(Reinforced concrete with Steel Fiber)セグメントは、繊維の補強効果を考慮し、従来のRCセグメントに対して右に示すように鉄筋量を低減、またはすべてを繊維(鋼繊維、有機繊維)に置き換えたシールドトンネル用のセグメントです。
- 設計の特徴
- RSFセグメントは、補強コンクリートの引張軟化特性を適切に評価し、従来のRCセグメントと同様に土木学会トンネル標準示方書[シールド工法編]に準じた設計が可能です。また、設計マニュアルも整備されています。
- 製作の特徴
- 従来のRCセグメントとほぼ同等の手法で製作できます。
使用するコンクリートの配合は、従来のRCセグメントで使用しているスランプ仕様の配合(スランプ3cm程度)でも、高流動コンクリートの配合でも対応可能であり、繊維の分散も良好です。
実績・事例

- 国道25号御堂筋共同溝工事
仕様:
外径5070mm、
L=4019m、
覆工厚150mm

- 大井有明付近連系管路新設工事
仕様:
外径4000mm、
L=1400m、
覆工厚200mm
社外表彰
- 土木学会技術賞:2015年(平成27年)