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親子シールド工法

大断面から小断面、小断面から大断面へと直径の異なるトンネルを連続して掘進可能

お客様のメリット

  • 直径が異なるトンネルを1台のシールド機で施工できるため、工事費を縮減できます。
  • 親機から子機を分離(縮径)する場合は、中間立坑を省略することも可能です。
  • 子機を親機に接合(拡径)する場合は、親機を発進させるより中間立坑の規模を縮小できます。

技術の特徴

二重構造のシールド機(親子シールド機)を使用して、親シールド機で所定の位置まで掘進を行った後、子シールド機を分離・発進させて小断面のトンネル掘進を連続して行うことで、直径の異なるトンネルを連続的に施工できます。

トンネル標準示方書【シールド工法編】・同解説(土木学会)より引用
直径の異なるトンネルを、中間立坑省略や縮小して連続施工が可能
外径の異なるトンネルを築造する場合、径の変化する地点に中間立坑を設け、2台のシールド機を使用することが一般的ですが、親子シールド工法によることで、中間立坑を省略することや、規模を大幅に縮小することができます。
経済性に優れる
親シールド機と子シールド機は、駆動部等を兼用できるため、シールド機を2台製作する場合と比較して、製作費を低減できます。また、発進・到達防護を含めて中間立坑に関わる施工が不要となるため、トータルコストを削減できます。

実績・事例

  • 平成13年度飛行場北排水区第31工区下水道工事
親子シールド機
急曲線施工部 親シールド R=15m
親シールドと子シールドの機器共用