分割できるFFUセグメント
シールド機で直接切削可能なFFUセグメントを分割できるように進化
お客様のメリット
- FFUセグメントを分割できるので、開口率が大きい場合や大断面シールドの分岐・合流でも直接切削により、シールドトンネルやアーバンリング立坑からの発進・到達を可能にします。
- シールドトンネルへの発進・到達のための地盤改良が不要となります。
- 分岐・接合施工の安全性、コストダウンと工期短縮を図れます。
技術の特徴
シールドトンネルに分岐・合流部を構築する場合、既設のトンネルの側方のセグメントを直接切削するFFUセグメントが主流となりつつあります。昨今、本管に対して接続管の径が大きい事例や大断面シールドトンネルでの接続事例が増えていますが、一体物のFFUセグメントでは取り回しや搬送が困難で施工できませんでした。そこで、FFUセグメントを分割し坑内で組立てられるように、FFUセグメント同士のセグメント間継手を開発しました。継手の構造は、せん断力と軸力を伝達するほぞ形式を採用しました。
FFUセグメントは、FFU部材(Fiber reinforced Foamed Urethane:ガラス長繊維強化プラスチック発泡体)で製作されています。






実績・事例
分割FFUセグメントの事例はまだありませんが、FFUセグメントの事例は右記の通りです。
シールド用セグメント | 下水道 | 13件 |
---|---|---|
共同構 | 1件 | |
立坑用セグメント | 下水道 | 20件 |
共同構 | 1件 | |
電力 | 9件 |
- ※2020年3月実績

