球体シールド工法
方向自在のトンネル工法が施工の飛躍的な効率化を実現
お客様のメリット
- 立坑がコンパクトになり、立坑施工の高速化が図れます。
- 大深度になるほど経済効果が大きくなります。
- 大深度においても高い安全性が保たれます。
技術の特徴
球体シールド工法は、立坑建設とトンネル掘進を連続施工したいという夢を、土木技術と機械技術の融合により実現させました。
この工法は、シールド機またはカッタ装置部分を回転自在な球体に内蔵することで、トンネルの掘進方向転換を自在に行うことができます。
3つのバリエーション
- ホルンエ法
- タテ・ヨコ・シールド:地上から立坑を掘進し、任意の深度からトンネルを掘進できます。
- ヨコ・ヨコ・シールド:回転立坑なしで直角に曲がるトンネルを掘進できます。
- クルンエ法:任意の地点で何回でもビット交換ができます。
- デルンエ法:地下の構造物から地上に向かって立坑が建設できます。

実績・事例詳細
ホルン工法 工法のしくみ

- 縦横連続掘進機(タテ・ヨコ・シールド)
- 地上から1台のシールド機で、立坑から横坑へと連続的に堀進します。従来の工法で必要だったケーソンや連続地中壁による立坑の機能も併せ持つことから、施工が容易で工期短縮、経費節減にも貢献できます。
- 直角掘進機(ヨコ・ヨコ・シールド)
- 1台のシールド機で、水平面に対して直角に曲がりながら連続的に掘進します。交通の混雑した交差点地下や、地下埋設物など既設施設があり回転立坑を従来の工法で必要だったケーソンや連続地中壁による立坑の機能も併せ持つことから、施工が容易で工期短縮、経費節減にも貢献できます。

(タテ・ヨコ・シールド)

(タテ・ヨコ・シールド)
クルン工法 工法のしくみ

- 長距離掘進機
- 長距離連続掘進に威力を発揮します。ビット交換は、カッター部を回転させるだけででき、従来必要とされてきた地盤改良などの負担を一挙に解消した、施工の効率性・安全性の高い工法です。

