ハーフプレキャスト(HPca)工法による床版構築
営業線直上での高架橋構築作業の安全性が向上
お客様のメリット
- 足場・型枠支保工及び床版型枠作業が不要となり、墜落・飛来落下リスクが低減されます。
- 営業線直上での作業が簡略化されるため、旅客公衆や鉄道運行への安全性が向上します。
- プレキャスト版を使用することにより、高品質なコンクリート床版の構築が可能となります。
技術の特徴
床版の構築にあたり、足場や型枠支保工の設置が困難な場所などに適用することができます。張出部などの一部にプレキャスト版を使用することで型枠支保工を省略することが可能です。また、現地の施工時間が短縮され、設置と同時に床が構築できるため、飛来落下対策にも効果があり、特に営業線直上等、時間的制約や落下物に対する十分な配慮が必要な場合などに有効です。

京浜急行電鉄京急蒲田駅付近高架での施工事例
実績・事例
- 京浜急行電鉄京急蒲田駅付近高架
- ※特許:合成桁の構造及び合成桁の構築方法 特許第4977110号
大成建設株式会社(京浜急行電鉄株式会社・日本カイザー株式会社と共同出願)