大型クレーンによる陸上杭打工法
作業船を使わない杭打設の合理化施工技術①
お客様のメリット
- 水深が浅く杭打船が入ることができない臨海部でも杭打設が可能です。
- 空港等での工事で求められる作業終了後のクレーンの退避が容易に行えます。
技術の特徴
海上にヤードを造成する方法として、桟橋は埋立に比べ各種手続きが少ない点や、環境に与える影響が小さい点で有利となります。しかし、水深が浅いため杭打船が入ることができない臨海地域や、日中の空頭制限のため作業時間が夜間に限られる空港での工事は、杭打船による作業ができません。当社は、そのような制約があるエリアにおいても、陸上に設置した大型クローラークレーンにより杭を打設した実績を数多く有しています。
本工法の特徴は以下の通りです。
- 陸上に設置した大型クレーンを使用します。
- 作業開始時と終了時は自走式多軸台車を使用してクレーンを移動・退避させます。
- 機械トラブルに備え、必要な予備部品は全て現場に常備し、整備技術者を現場に常駐させます。


実績・事例

- 東京国際空港A滑走路保安施設用地
- 各種石油出荷桟橋補強工事