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ナビゲーション機能付きドリルジャンボの開発

コンピュータを活用した削孔支援装置付きドリルジャンボの性能を工事で実証しました。

お客様のメリット

  • 山岳トンネルの発破掘削で、高精度にトンネル断面の外周部分を穿孔することが可能です。
    従来の発破掘削との比較では余掘りが約50%低減し、余掘りを低減することで、結果的にトンネル周辺地山の緩みが減少し、トンネル全体としての品質が向上します。
  • バスケットブームを多段化することで作業スペースを節約できるため、比較的小さい断面のトンネルにも対応可能です。

技術の特徴

  1. 1バスケット用ブームの改良(写真1、写真2)
    • 2段スライドから3段スライドに改良
    • 下降方向を30度から60度に改良
    上記の改良により、バスケットの稼動範囲が拡大し、切羽を目視しながら後方下部からの昇降が可能となり、安全性が向上します。
  2. 2各ブームの操縦席に1台ずつモニターを設置(写真3)
    モニター設置により、作業性、視認性が向上します。また、削孔操作員1名で3ブームを操作でき、省力化が可能です。
  3. 3効率的な発破掘削を行うための削孔パターンの計画・作成サイクルの開発
    上記の削孔パターン適用により、余掘りの約50%以上削減が可能です。

実績・事例

新名神高速道路竜王山トンネル工事