高密度ベントナイトペレットによる止水技術
圧縮成型した高密度のベントナイトペレット(粒状体)の充填により止水する技術です。
お客様のメリット
- 孔や隙間に高密度のベントナイトペレットを充填することにより止水するシーリング技術です。
- 高効率・低コスト・高品質で大量のペレットを製造することができます。
- 高密度ベントナイトの使用によって簡便に高止水性を達成できます。
技術の特徴
- 孔や隙間に高密度のベントナイトペレットを充填するだけで止水するシーリング技術です。
- シーリングに要求される低透水性を達成するため、高密度のペレットを製造します。
- 粒径の異なる粒状体の材料と混合することで、さらなる低透水性を達成します。
- ブリケッティングマシンにより、密度のばらつきが少なく、高効率・低コストで高密度のペレットを大量に製造することができます。
- 高レベル放射性廃棄物の地層処分において、処分坑道の埋め戻し方法の1つとして考えられている技術です。
技術の概要

ブリケッティング法によるペレット製造
- 投入材料を縦型の押し込みスクリューにより予備圧縮しながら、互いに同一速度で逆方向に回転する2本のロールの間に送り込んで圧縮成型する方法です。ペレットを連続的に製造することができます。
製造ペレットの密度
- ペレット1つあたりの乾燥密度は2.0Mg/m3以上を達成し、品質にばらつきの少ない製造技術を有しています。
充填方法
- 粒径の異なる製造ペレットと原鉱石を混合して充填することで、充填密度を高めることが可能です。
- 充填試験の結果、容器への投入のみによって、高いかさ密度(1.39Mg/m3)を達成することができました。振動を加えたり、締固めを行ったりする必要はありません。


低透水性の実現
- 既往の知見より、達成した1.39Mg/m3というカサ密度は、透水係数にして1×10-12m/s以下の極めて低い透水性を達成しています。
- 材料投入のみという簡便な手法で低透水性を達成可能です。