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T-Combinationクレイライナー工法

処分場建設現場で発生する堆積軟岩を遮水層構築に利用する技術です。

お客様のメリット

  • これまでは廃棄処分していた堆積軟岩を利用して遮水層を構築する技術です。
  • 堆積軟岩の特性に応じて粒度調整工程の省略や、ベントナイト混合率の低減により、さらなるコスト削減効果が見込めます。

技術の特徴

  • 堆積軟岩の特性を活かし、ベントナイト混合土による遮水層の施工を効率化できます。
  • 堆積軟岩が有する破砕性を利用して、簡易な一次破砕、転圧締固め時の破砕により骨格構造を形成する効率的施工技術です。
  • 堆積軟岩に膨潤性粘土鉱物が含まれる場合には、ベントナイト混合率を減らしても低透水性(10-8m/sec以下)を保てます。

実績・事例

環境省「平成26年度除染技術実証事業」により実施

従来法では、転圧締固めにより形成された間隙をベントナイトが充填するため、ベントナイトの量が少ないと間隙を十分に埋めることが出来ず、ある程度のベントナイトの量が必要となります。一方、本技術では転圧締固め過程における堆積軟岩の破砕効果によって間隙を充填し密な骨格構造が形成されるため、ベントナイトで充填する間隙が減少し、少量のベントナイトでも十分な間隙充填効果を得ることができます。