ワイヤーソーによるコンクリート壁解体工法
ワイヤーソーによって一方向からコンクリートブロックをくり抜いて切り出す解体工法です。
お客様のメリット
- 原子力発電所の生体遮へい壁(放射能を遮るためのコンクリート)、L1(放射能レベルの比較的高い廃棄物)、L2(放射能レベルの比較的低い廃棄物)の切断解体に用います。
- コンクリートブロックを一方向からくり抜く解体工法です。
- ワイヤーソー切断のため、低騒音・低振動の施工が可能です。
技術の概要
概要
原子炉建屋の生体遮へい壁のように放射化(放射線の影響により、自身が放射能を持つこと)したコンクリート壁の解体で用いる工法です。コンクリートに4孔削孔するだけで、一方向から放射化された部分のみをくり抜いて切り出す技術です。
くり抜き切断解体方法

角度可変プーリー(特願第3730690号)
ワイヤーソーにより連続切断を行うには、切断面が変わるときに、プーリー(滑車)の角度を変える必要があるため、角度可変のプーリーを開発しました。
くり抜き切断解体方法 6→8、9→11の工程で使用

