非構造面材取付けシステム
「T-Flex Wallsystem®」
スライド機構を用いて多様なデザインに対応できる外壁パネル取付け施工法です。
お客様のメリット
- 本施工法を採用すれば、層間変位角1/50にも対応可能な多彩なデザインの外壁ファサードの計画が可能です。外装の多様化に対応した非構造面材取付けシステムです。
- 多様なファサードに対しても目地幅を細くしたパネル割付けの対応が可能な施工法です。
技術の特徴
- 非構造面材を留め付ける方法として、横架材を特殊断面のアルミ押出し型材(特殊無目材)とし、3種のアルミ型材のファスナーを介して非構造面材を留め付ける構成としています。
- 層間変位追従性の対応としては、スライド機構となっています。
- 3種類のファスナーは、自重受け固定用ファスナー、自重受けスライド用ファスナー、面外荷重受けスライド用ファスナーであり、それぞれが機能する様に設計・開発されています。
- 特殊無目材の断面形状には複数の溝があり、それに沿ってスライド用ファスナーが可動する構造です。
- 実験により層間変位追従性能は、変位角1/50まで的確にスライド機能が可動することを確認しています。

実績・事例

ALCやECP(押出成形セメント板)の外側に非構造面材を施工する場合に使用できる普及汎用仕様も開発済みです。ALCやECPに荷重負担をかけずに、非構造面材を留め付けられる工法です。
- 特許第6086510号 「面材取付構造」 登録
- 特許第5998301号 「面材取付構造」 登録
- 意匠登録 第1550622号 「無目材」