ズリ鋼車の土量計測システム「ドーリースキャナ®」
シールド工法におけるズリ鋼車上の掘削土量を自動計測します。
お客様のメリット
- 計測誤差は、±1%未満で高性能な計測を実現します。
- ズリ鋼車を止めずに、鋼車の走行速度に関係なく計測が可能です。
- シールド工法以外、函体に積載した計測にも応用可能です。
技術の特徴

掘削土量管理の重要性
シールド工事における重要な管理項目に切羽を安定させる土圧管理があります。管理値より小さいと地盤沈下し、大きいと地盤が隆起します。土圧管理は土圧計によって計測されますが、土圧管理は掘削土の排土量によって管理します。この排土量を適正に把握することが掘削管理の可否につながります。

従来技術の問題点
一般的な計測方法は人力計測が主でした。立坑下の作業員がメジャーを用いてズリ鋼車の天端から土砂の位置を測定方法で、計測点数が少なく、積込形状が毎回違うなど、精度の確保ができない状況でした。また、立坑下の測定表に手書きし、作業終了後事務所での入力となり、リアルタイムな施工管理ではありませんでした。

特徴
- 高精度に掘進土量を把握することにより施工管理の向上が図れます(入坑時の残土量も考慮した計測)。
- 省力化 : 鋼車を止めず且つ、走行速度に関係なく計測が可能です。
- 省人化 : 従来方法の様な計測要員が不要です。
- リアルタイムに管理 : 事務所、管理室、運転席へリアルタイムに表示されます。
実績・実例
関西支店 津知橋幹線公共下水道工事 (京都市殿発注)


