ページの先頭になります。

ページ内を移動するためのリンクです。

建物地下浸水を対象とした避難計画支援ツール
「T-Flood® Analyzer」

建物地下への浸水を対象に避難経路と避難時間を把握して、避難計画策定に役立てます。

お客様のメリット

  • 浸水時における建物利用者の安全な避難計画(経路と時間)を策定することができます。
  • 地下階の各室から地上出口までの避難経路と避難時間を把握、避難を考慮した各室の利用計画を支援します。
  • 浸水対策となる止水板の優先的な設置箇所明らかになり、効果的な浸水対策が計画できます。

技術の特徴

建物地下階への浸水解析と同時に各室から地上出口までの避難時間を算定します。 算定方法は「地下空間における浸水対策ガイドライン(国交省)」に準拠しています。

本技術は、各室からの避難時間の比較や、止水板などの浸水対策、避難開始時刻の違いによるケーススタディを行うことで、地下浸水を対象とした避難計画策定に活用することができます。

避難時間の算定においては、浸水深に応じた避難速度(歩行速度)の低下を考慮しています。また、浸水が歩行困難な水深に達した場合は歩行速度0(避難失敗)としています。 避難時間を算定する避難経路は、地下階各室から地上出口までの経路を図面から選定します。

避難経路と避難時間のイメージ
避難経路と避難時間のイメージ

実績・事例

避難時間算定のケーススタディ

地下1階(部屋1,2)、地下2階(部屋3,4)の各部屋から地上階まで避難する時間を算定しました。浸水が無い場合(case1)、浸水がある場合(case2)、浸水があり止水板を設置した場合(case3)について比較しました。

検討モデル (地下2階)
検討モデル(地下2階)
(部屋1~4から地上階までの避難時間を算定します)
避難時間の算定結果表示例1
避難時間の算定結果表示例1
(避難時の歩行速度とその場の浸水深の時間変化が分かります)
避難時間の算定結果表示例2
避難時間の算定結果表示例2
(部屋1~4の避難時間を比較することができます)