環境配慮コンクリート
「T-eConcrete®/建築基準法対応型」
建築基準法の指定建築材料として施工できる環境配慮コンクリートです。
お客様のメリット
- 一般的なコンクリートよりも大幅にCO2排出量を削減できます。
- 大臣認定取得のような特別な手続きは不要です。
- 断面の大きいコンクリートの温度ひび割れを抑制できます。
技術の特徴

CO2排出量を大幅に削減
コンクリートの製造に関わるCO2排出量の約9割はセメントの製造に起因しています。セメントの代わりに産業副産物である高炉スラグ微粉末を大量使用することで、CO2排出量を大幅に削減できます。
特別な手続きは不要
JIS A 5308(レディミクストコンクリート)に適合するセメントと高炉スラグ微粉末を使用しています。したがって、大臣認定取得等の特別な手続きは必要とせずに、建築基準法第37条第一号の指定建築材料として使用できます(工場でのJIS認証を取得しなくてもJIS適合品として使用可能)。

(Fc36、夏期打設、基礎スラブ厚さ1.0mの場合)
温度ひび割れの抑制
断面の大きいコンクリートではセメントの水和熱による温度ひび割れが懸念されますが、高炉スラグ微粉末を大量使用しており水和熱を小さく抑えることができるため、温度ひび割れ抑制に効果があります。また、ひび割れ抑制効果をさらに高めるために、膨張材を使用するラインナップも用意しています。
実績・事例

大成建設株式会社 技術センター 施設基礎
温度ひび割れを抑制することで構造物の品質を確保しつつ、環境負荷低減を実現しています。