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壁部材の耐火性能評価技術

壁部材の耐火性能を実大規模の載荷加熱実験により評価します。

お客様のメリット

  • 壁部材の耐火性能を、実物大の試験で評価できます。
  • 急速な温度上昇、高温そして長時間など、あらゆる火災加熱に対応可能です。

技術の特徴

実大壁部材の載荷加熱試験

火災時の部材の変形には、加熱温度の他に、部材寸法や部材に作用する荷重が影響します。当社の大型壁加熱炉では、実大壁部材に載荷した状態で加熱試験を実施することが可能です。
これにより、火災時における部材の熱変形や内部温度などに基づいた耐火性能評価が可能になります。

土木・建築の両方に対応した加熱能力

耐火建築物の性能設計では、最長6時間の火災を要求される場合があります。また、道路トンネルで発生する火災を想定した試験では、出火から5分で1,200℃に達するという急速な昇温、超高温な状況下(RABT加熱曲線)での耐火性能検証が求められます。
当社の大型壁加熱炉は、このような過酷な火災条件に対応可能です。

C0201-1
加熱面積: 最大 幅3.5m×高3.4m
 載荷荷重: 最大 1000kN(約100t)

大型壁加熱炉
C0201-2
トンネル火災を想定した急速昇温・高温のRABT加熱曲線や 建築火災を想定したISO834加熱曲線などによる評価が可能

大型壁加熱炉の加熱能力

実績・事例

鉄筋コンクリート壁の載荷加熱試験 他。
土木・建築分野を問わず壁部材の耐火性能評価を実施し、技術開発を推進します。