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遠隔操作による天井裏点検システム

小型探査ロボットを活用して点検作業を効率化します。

お客様のメリット

  • 人の立入り困難な天井裏内部をより広範囲で詳細に状況把握することができます。
  • ロボットを活用して迅速に点検作業を行うことができます。
  • 劣化診断や耐震診断のためのツールとして的確な天井裏の現況データを提供します。

技術の特徴

探査ロボットは、野縁や野縁受けなど天井部材の約65mm程度の段差を容易に乗り越えながら点検することができます。また、ダクトや配管下の隙間が約100mm以上ある場合には、潜り抜けて点検することができます。

カメラは探査ロボットの前方に搭載され、付属したLEDライトを点灯して、10ルクス程度の少ない光量でも鮮明なカメラ映像を、リアルタイムに静止画、動画で記録・保存しながら点検することができます。また、カメラのリフトアップ機能により、最大で300mmまで撮影高さを調整して点検することができます。

探査ロボットおよびカメラは無線LANで遠隔制御され、オペレータが点検状況をモニターで確認し、探査ロボットの移動方向や速度、カメラの向きや画面の大きさなどを、パソコンを使って容易に変えながら、様々な視野で点検することができます。

【共同開発:学校法人 千葉工業大学】
【共同開発:学校法人 千葉工業大学】

探査ロボット 『CHERI』

遠隔操作型の探査ロボットは千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)が開発し、そのロボットに当社導入のカメラ機構を搭載しました。

実績・事例

各種建物の天井内においてシステム実証実験を行い、狭隘な空間内を留まることなく円滑にロボットが走行し、また暗がりの中でもLEDライトを点灯して天井裏内部の鮮明な映像情報を無線LAN経由で取得できることを確認しました。