ページの先頭になります。

ページ内を移動するためのリンクです。

削孔振動波形解析による支持層判定技術

杭基礎施工時の削孔振動を解析した新たな地盤判定技術です。

お客様のメリット

  • 従来の電流値変化による支持層判定とは別に、新たに削孔振動波形解析による支持層判定の提案が可能です。
  • 本手法は削孔しながら、支持層判定を0~1の数値でリアルタイムに評価できます。

技術の特徴

新評価方法による比較事例
新評価方法による比較事例

削孔機の電流値の変化は削孔地盤の地質や締固め度合などによっても変化します。そのため施工者の経験に大きく判定結果が左右されることがあります。

信頼性の高い地盤評価

電流値評価では地盤の固さにより影響されますが、振動解析手法では固さ影響はありません。

絶対値による評価判定

この評価方法は削孔時の振動波形スペクトルとモデル化した支持層スペクトルとを比較して相関値(0~1)で評価します。

削孔スペクトル解析図による地層変化の把握

毎秒ごとの削孔スペクトルを図化することで地層の変化を把握できます。

実績・事例

伊江地下ダム第二期建設工事

伊江地下ダム施工状況
伊江地下ダム施工状況

沖縄総合事務局 伊江島伊江農業水利事業所
先行削孔:杭径φ600mm
深度:65~70m
到達止水層:石灰岩礫粘板岩
施工期間:2010年10月

ひびきLNG基地建設工事プラント設備工事

ひびきLNG 基礎杭施工状況
ひびきLNG 基礎杭施工状況

福岡県北九州市若松区向洋町ひびきLNG基地構内
施工杭:PHC杭φ300~600mm
深度:16~20m
支持層:風化花崗岩
施工期間:2012年12月~2013年3月