取放水路の水理解析技術
数値解析や水理実験により、発電所取放水路の安全性が確認できます。
お客様のメリット
- 水理学的に有利な構造形式(水路内径、ピット位置など)が得られます。
- 津波、高潮来襲時の解析から事業継続計画(BCP)に有用な情報が得られます。
- 水理実験の実施により解析結果の信頼性を確認できます。
技術の特徴
発電所やLNG基地において、冷却水や気化用水として海水を利用するための取放水路を解析する技術です。津波・波浪によるサージング、温・冷排水拡散、津波(引波)による取水路内の水位低下、水路の落差工による泡の発生対策、津波・高潮に対するBCP計画などを検討することができます。

実績・事例
溢水を考慮したサージング解析
ポンプの起動・停止や津波の来襲による水路内の急激な水位変化を解析します。満管状態と開水路状態が混在する条件でも、一度に解析することができます。また、ピットなどからの溢水量についても算出することができます。
- 用途
- 水位変動量の把握
取水不可時間の推定
ピット等からの溢水量の把握


水路内の流況解析
取水または放水による水路内の流れの状況を、3次元解析します。
- 用途
- 津波引き波時の取水状況の把握
津波の浸入による水路内水位・圧力の把握

