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国内外海域の波浪データベースシステム「WWM」

波浪推算結果をデータベース化し、統計解析から設計・施工時の設計波や稼働率を提供します。

お客様のメリット

  • 海洋施設の設計や施工計画に不可欠な現地の風・波浪データを迅速に取得できます。
  • 波浪観測データがないサイトでも、気象データから波浪を推算し、設計波高や稼働率を算定することが可能です。

技術の特徴

気象・海象解析モデルによる波浪情報の構築

海洋工事に必要な波浪条件には、構造物の設計波や施工時の稼働率があり、一般に現地観測データに基づいて決定されます。海外では波浪観測が実施されていない地域も多く、波浪条件の設定は非常に難しい技術課題です。
本システムでは、気象・海象解析モデルを用いて波浪情報を取得し、これをデータベース化することで、高精度の設計波や稼働率を提供することができます。

国内外へ対応

波浪観測データのない地域でも、気象データは全球のデータを取得可能です。本システムでは、これを用いて波浪推算を行っているため、国内外を問わず、世界中の海域の波浪情報を取得できます。

実績・事例

中東のアラビア海を対象に過去7年間の気象・海象解析を実施し、データベースを構築しました。解析の空間解像度は20~50km、時間解像度は1時間です。

ドバイにおける現地観測結果を用いて解析結果の精度検証を実施した結果、時系列、頻度解析ともに、解析は現地計測の結果を精度よく再現していることが確認できます。

設計波結果表示例
設計波結果表示例