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クリーン薄層覆砂工法

砂と水を混ぜたスラリーを、軟弱な地盤の上に濁りを極力発生させずに薄く均一に覆砂します。

お客様のメリット

  • 薄層で覆砂できるため、投入する覆砂材の総量を低減することができます。
  • 通常の覆砂工法では不可能な軟弱底泥層に適用することができます。
  • 浮泥のまき上げが少なく、水域環境への影響を必要最小限に抑えることができます。

技術の特徴

スラリー状の覆砂材による覆砂

工法の原理
工法の原理

スラリー状の覆砂材(砂と水)が水底面に沿って広がり、底泥上で静かに覆砂するため、浮泥のまき上げが抑制されます。

薄層の覆砂

従来工法(バケット直投入型、トレミー管型)は覆砂材を直接投入するため、30~50cmの層厚が限界でしたが、本工法は約10cmの薄層で覆砂することが可能です。

濁りの発生を抑制

投入に際しては、トレミーパイプを用いることにより、捨石の水中落下過程での拡散を防止することが可能です。

水域底泥の放射線量を低減

放射性物質で汚染された底泥に本工法で覆砂することで、放射性廃棄物を発生させずに放射線量を低減することができます。

クリーン薄層覆砂工法と従来工法とのまき上がり状況の比較
クリーン薄層覆砂工法と従来工法とのまき上がり状況の比較

実績・事例

  • H社海域埋立工事
  • 青森県十三湖試験工事
  • 廃棄物を低減する薄層浚渫及び薄層覆砂による水域の汚染底質拡散防止技術(平成24年度環境省除染技術実証事業)