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オンサイトにおけるダム骨材の簡易迅速評価

オンサイト測定で変質劣化の特徴を把握し良質岩と廃棄岩を定量的に簡易迅速判定します。

お客様のメリット

  • 従来の目視やハンマー打音による定性的評価と異なり、定量評価が可能です。
  • オンサイト測定器により1箇所当たり数秒~数10秒で測定が可能です。
  • 複数の測定装置を用いることで精度が向上します。

技術の特徴

ダム骨材は原石山でのクローラドリルによる削孔、爆薬装薬、発破後に品質評価が行われ良材と廃棄材に選別されます。岩質の劣化原因は主に風化や熱水による変質作用であり、この変質の程度を精度良く確実に評価することが重要です。

従来の評価は、オンサイトでは地質技術者が目視やハンマー打音によって定性的な評価が行われてきましたが、客観性に乏しいものでした。また、試験室での公定法での評価は迅速性に乏しいものでした。そこで、オンサイトにおける簡易迅速で定量的な評価法を開発しました。複数の計測装置があるため、現場の地質条件に合致した計測手法を選択できます。

オンサイト測定装置
オンサイト測定装置

実績・事例

五ケ山ダム骨材製造工事

花崗岩が分布する骨材を用いて実証実験を行いました。色彩計の青味と成分分析計のカルシウム含有量によって良質材と廃棄材を乾燥密度2.5g/cm3となる閾値により明瞭に分けることができました。