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建設発生土の再利用技術「TAST工法」

砂質系建設発生土から効率的にソイルモルタル(流動化処理土)を製造し、埋戻しに有効利用できます。

お客様のメリット

  • 建設発生土を処分せず、埋戻し材料として再生利用することが可能です。
  • 現場設置型のコンパクトなプラントによって、工期・工費の削減が可能です。
  • 配合・施工管理のノウハウを活用し、石炭灰・スラグの利用も可能です。

技術の特徴

流動化処理土の例
流動化処理土の例

TAST工法は、砂質系建設発生土の処理・再利用を、特殊連続ミキサーや起泡剤の利用で容易に行えるようにした工法です。一般的なソイルモルタル製造技術に比べて、プラント面積は1/2以下と小さく、都市部の狭隘な現場でも利用が可能で、設置・撤去の手間・費用も抑えられます。製造されるソイルモルタルは固化材添加量の調整によって強度を設定でき、転圧・締固めが不要の埋戻し材料として利用できます。

製造プラントの概要
製造プラントの概要

実績・事例

TAST工法の製造状況
TAST工法の製造状況

TAST工法は1998年以降、地下鉄の建設や、発電所の取・放水路(ボックスカルバート・管路)工事など、地中構造物周辺の埋戻し・充填工事を中心に活用しています。一軸圧縮強さが10NM/m2を超える、ソイルモルタルとしては高強度の要求仕様に対して適用した事例もあります。

また、砂質土主体の発生土を対象に適用する一方、配合や施工管理の工夫によって、石炭灰やスラグを利用した実績もあります。