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可塑性グラウト充填技術「T-PLUS®工法」

大規模・大水深での施工に適した可塑性グラウトによる空洞充填技術です。

お客様のメリット

  • 長時間にわたり安定した充填が行える独自の配合、施工法を利用します。
  • 充填孔から広範囲に充填できるため、施工の効率化を図れます。
  • 充填対象に応じた配合選定と充填圧管理で、充填品質を確保します。

技術の特徴

補強・更新工事、新設工事を問わず、地中や構造物周辺に位置する空洞に対しては、セメント系材料で充填を施すことが安定化を図る有効な手段となります。これまで高い流動性を付与して重力で流し込む充填材(流動化処理土、高流動モルタル)が用いられてきましたが、近年は可塑性グラウトの活用が図られています。

可塑性グラウトは、力が加わらない状態ではそのまま滞留しつつ、わずかな圧力で押し出される性状を持ちます。圧入により充填を行うことから、空洞上面やくぼみにも隙間を残さない高い充填性を確保できることが特徴です。

当社では、複数の可塑材を組み合わせて充填中の性状を安定させることで、広範囲におよぶ充填に適した独自配合を提供しています。これまでの実験検討、大規模施工実績に基づき、充填条件に応じた配合選定と充填圧管理法のノウハウを保有しています。

可塑性グラウト
可塑性グラウト
充填状況のイメージ
充填状況のイメージ

実績・事例

捨石マウンドの空洞充填と実物大実験で確認した充填状況
捨石マウンドの空洞充填と実物大実験で確認した充填状況
  • ボスポラス海峡横断鉄道トンネルプロジェクト 沈埋トンネル基礎構築
  • 発電所取・放水路下部の捨石マウンド補強

社外表彰

平成24年度 地盤工学会四国支部技術賞 「流出防止用グラウト注入を併用したモルタル充填による基礎捨石マウンドの耐震補強技術」