環境配慮コンクリート
“セメント・ゼロ”を筆頭に、地球温暖化対策に貢献するコンクリートを揃えています。
お客様のメリット
- コンクリートの製造に関連するCO2ガスの排出を最大で約80%削減できます。
- 産業副産物である高炉スラグやフライアッシュの有効利用を推進します。
- 建築基準法37条「JISに適合するコンクリート(大臣認定不要)」も用意しました。
技術の特徴
通常のコンクリートは、セメント等の材料製造から生コンクリートを出荷するまでの過程で、1m3あたり250~280kgのCO2を排出します。
このCO2の90%以上がセメント(ポルトランドセメント)の製造過程で排出されます。
そこで、産業副産物である高炉スラグ(製鋼副成物)やフライアッシュ(石炭灰)をセメントの代わりに使用して、CO2排出量を大幅に抑制できる「環境配慮コンクリート」を開発しました。
用途や目的に合わせ、セメントを全く使用しないものや、建築基準法の指定材料として施工できるものなど、幅広くラインアップしました。
実績・事例
建築物の基礎構造や躯体など、様々な場面で適用されています。
一層の活用を目指し、日本建築学会、土木学会、土木研究所から、設計・施工に関する指針類が発刊されています(一部、予定を含む)。
また、コンクリート二次製品の開発も進めています。
社外表彰
平成26年度 土木学会賞 環境賞(Ⅰグループ) : (公社)土木学会
(国立研究開発法人土木研究所と共同受賞)