環境配慮コンクリート「T-eConcrete®」
“セメント・ゼロ型”を筆頭に、地球温暖化対策に貢献するコンクリートを揃えています。
お客様のメリット
- コンクリートの製造に関連するCO2ガスの排出削減や収支のマイナスを実現します。
- 産業副産物である高炉スラグやフライアッシュの有効利用を推進します。
- 目的や用途に合わせ、幅広くラインアップしています。
技術の特徴
コンクリートの材料製造に関わるCO2排出量のうち、90%以上がポルトランドセメント製造時のものです。「T-eConcrete」はセメントの一部またはすべてを産業副産物やカーボンリサイクル製品に置き換えて、CO2の排出削減やCO2収支のマイナスを実現します。
環境配慮コンクリート「T-eConcrete®」シリーズ

- 建築基準法対応型
- セメントの代わりに高炉スラグ(製鋼過程で生じる産業副産物)を使用します。建築物の建設に適しています。
- フライアッシュ活用型
- セメントの代わりに高炉スラグとフライアッシュ(石炭灰の一種)を使用します。発電所など容易に石炭灰を入手できる場所での使用に適しています。
- セメント・ゼロ型
- セメントを使用せず、高炉スラグを特殊な反応剤を用いて固めます。CO2排出削減を極めたコンクリートです。
- Carbon-Recycle
- セメント・ゼロ型に炭酸カルシウムなどカーボンリサイクル製品を加えて製造したコンクリートです。CO2収支マイナスを実現します。2030年のリサイクルシステムの確立を目指しています。
T-eConcrete®研究会
当社は本研究会の基幹企業として、これまで蓄積した材料や施工に関する豊富なデータやノウハウなどの情報を商品開発担当の参画企業に提供し、各企業が自社製品の製造技術と融合させることで、多様な商品開発と販売を行っています。
T-eConcrete®/建築基準法型、セメント・ゼロ型の適用事例

T-eConcrete®/Carbon-Recycleの適用事例

社外表彰
- 2024年 内閣府ほか 第6回日本オープンイノベーション大賞 選考委員会特別賞
- 2024年 科学技術と経済の会 第11回技術経営・イノベーション大賞 科学技術と経済の会会長賞
- 2023年 環境省 令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰 開発・製品化部門 緩和分野 他