高層建物を支える超高強度コンクリート
超高強度コンクリートを用いた高層建物を実現するための施工技術です。
お客様のメリット
- 高層建物でも揺れの少ない快適な居住空間が得られます。
- 柱を細く、柱間隔を大きくすることが可能になり、自由度の高い居住空間が得られます。
技術の特徴
自由度の高い居住空間を実現
鉄筋コンクリート造は、鉄骨造などと比べて高層建物でも揺れが少ないというメリットがあります。しかし、鉄筋コンクリート造の高層建物を普通強度のコンクリートで構築すると、上部の荷重を支えるために、下層階の柱が太く、柱間隔が小さくなり、居住空間の自由度が低下してしまいます。一方、下層階の柱に超高強度コンクリートを使用すれば、柱を細く、柱間隔を大きくすることができ、お客様のニーズに合わせて間取り変更の可能な自由度の高い居住空間が実現できます。
独自のセメント・品質管理技術を開発
当社では、超高強度コンクリートに適した特殊セメントや単位水量管理および高品質骨材厳選などの品質管理技術を開発し、多くの高層建物に適用してまいりました。2018年現在までに、設計基準強度(Fc)100N/mm2以上(最高強度でFc200N/mm2)の超高強度コンクリートを40棟程度の高層建物に適用しています。


実績・事例
Fc100N/mm2以上の超高強度コンクリートを適用した高層建物(住宅)の例

イーストタワーズⅡ



社外表彰
2005年 日本建築学会賞(技術) : (一社)日本建築学会 他多数