コンクリートがらのセメント固化体有効利用技術
コンクリートがらを品質管理された建設資材として有効活用する技術です。
お客様のメリット
- コンクリートがらを粗破砕し、粒度調整せずにセメントと水を混合して利用するため、コンクリートがらの破砕に要する労力や費用を軽減でき、建設資材として有効に活用できます。
- 圧縮強度が15N/mm2以下の範囲で、セメント固化体を提供できます。
技術の特徴
品質管理された建設資材として活用
締固め性試験により充填性を確認し、適切に転圧締固めできる配合を選定します。
セメント固化体は、水セメント比に応じた圧縮強度が発現するため、必要な圧縮強度の配合を選定できます。


破砕・セメント混合を施工場所で実施
コンクリートがらの破砕、セメント・水との混合は移動式の破砕機、ミキサを使用するため、すべての作業をコンクリートがらの発生した場所やセメント固化体を施工したい場所で行うことができます。
汎用重機で施工可能
特別な重機を必要とせず、汎用重機により施工できます。



実績・事例
宮城県の気仙沼処理地区にて、焼却炉解体用テントの基礎均しコンクリートの代替材料として活用しました。その他にも道路や線路などの盛土材や嵩上げ材、埋戻し材、堤防中詰材、護岸内部材などにも活用できます。
コンクリートがらを用いたセメント硬化体の製造状況・施工状況




社外表彰
平成25年度 土木学会賞 環境賞(Ⅰグループ) : (公社)土木学会