温熱環境と快適性シミュレーション
日射を含めた高度な温熱環境シミュレーションを行い、人の快適性を詳細に評価します。
お客様のメリット
- 室内の熱的快適性を確保しながら、省エネ、省CO2、省コストな建物が計画可能です。
- 風・日射などの立地条件や建物の空調システムに合わせた検討が可能です。
- 日射を含めた高度な温熱環境シミュレーションに加え、人の快適性を詳細に評価します。
技術の特徴
温熱環境の総合シミュレーション
日射、輻射、気温、湿度、気流の全てを連携したシミュレーションが可能です。
アトリウムやオフィスの窓際等、ガラス面を有する空間で、日射の透過や反射、冬の冷気の影響等を詳細に予測します。
人の快適性シミュレーション
温熱環境のシミュレーションを利用して人の快適性を評価します。
性別・年齢・服装・作業状態に応じた発汗等の生理現象を踏まえて、暑い/寒いといった温熱快適性を予測し、快適な居住環境を計画します。

- ※PMV:予測平均申告(温熱快適性の指標で±0.5が快適範囲)
実績・事例
総合病院の待合スペースでシミュレーションした例です。窓からの輻射熱を緩和するための放射冷房パネルの効果が確認できます。病院、ショッピングモール、交通施設等の大空間の計画では、不特定多数の建物ユーザを想定したシミュレーションが可能です。

- ※MRT:平均放射温度(日射や輻射の影響を温度で示したもの)
社外表彰
第55回 空気調和・衛生工学会賞 論文賞 (学術論文部門):2017年 (公社)空気調和・衛生工学会