芝育成環境シミュレーションシステム
「T-Heats® Turf」
芝生の育成環境に最適なスタジアムの計画・形状を提案します。
お客様のメリット
- スタジアム内の気流、温湿度分布を解析して、芝生面の温度分布を予測します。
- スタジアムの開口部や屋根形状の変更による芝育成環境の改善効果を検証できます。
- 大型送風機や補光装置といった芝育成補助システムの効率的な運用方法を提案します。
技術の特徴

芝育成環境シミュレーションシステム「T-Heats Turf」は、スタジアム内外の日射と気流・温湿度解析を自動的に連成させて解析できるシステムです。様々な環境要素が相互に影響しあう芝生面の状態を短い時間で正確に解析することができ、以下のような検討が可能です。
- 1解析時間が従来の5分の1‥設計段階におけるスタジアム形状の繰り返し検討
- 2予測精度の向上‥既存スタジアムの温熱環境検証と原因分析/改善評価
- 3換気計画の支援機能‥省エネ・省コストな送風機の配置、運転計画の立案
実績・事例
解析事例①:スタジアムにおける芝表面温度分布
マラソンゲートの拡大により芝生面の風速が増加し、芝生面の温度が下がることが明らかとなりました。

解析事例②:大型送風機の設置効果検証
ゴールライン後方中央部に、大型送風機を1台設置することで、芝グラウンドの凡そ半分の範囲で芝生面の温度が3~5℃程度下がることが明らかとなりました。
