• 様々な建築物・構造物・市街地について、風に関する詳細な検討が可能です。
• 複雑な風の流れを可視化できるため、現象解明や問題解決に効果的です。
• 風環境、風荷重、風騒音など、幅広い問題に対応できます。

建物のまわりに吹く風は、周辺市街地や地形の影響を受け非常に複雑な流れになります。
数値流体シミュレーションでは、解析領域内のあらゆる箇所で風速や風圧といった情報を得ることができるため、風の流れを詳細に検討することができます。また、解析結果を可視化することで、通常目に見えない風の流れを感覚的にとらえることができます。

数値流体シミュレーションでは、建物モデルの再現精度や計算分解能を調整することで、市街地規模から建物細部に至る多様な風の流れをとらえることができるため、これまでに多くの物件で活用されています。
また、様々な制約がある風洞実験や風観測の補完技術として使用しても効果的です。

2014年度 日本風工学会学会賞 論文賞 ： （一社）日本風工学会