木+鉄骨ハイブリッド柱
中規模以上の建築物にも適用可能な木材の強さと風合いを生かすハイブリッド柱です。
お客様のメリット
- 鉄骨造やRC造の建築物においても、木材の強さと風合いを生かせます。
- 木材だけで設計する場合に比べて小さな断面にでき、空間を有効利用できます。
- 1時間の耐火性能を持たせ、中規模以上の建築物にも適用可能です。
技術の特徴
木材で鉄骨の性能向上
木+鉄骨ハイブリッド柱は、軸部に鉄骨(角形鋼管)を、その周囲に木材(集成材)を配置したハイブリッド柱部材です。木材に、鉄骨の座屈補剛や軸力負担の役割を持たせ、部材の耐力や剛性の向上を図っています。
合理的に木材利用
当技術の利点として、木材を現しに使用できる、木材のみでの設計に比べ小断面化・軽量化が可能である、鉄骨造と同様の建方工事で特別な施工を必要としない、などが挙げられ、設計・施工の両面から木材の合理的な構造材利用が可能です。
耐火性能の付与
1時間の準耐火性能や耐火性能を持たせることができ、中規模以上の(準)耐火建築物にも適用可能です。

実績・事例
栄光学園 創立70周年事業 新校舎
1階教室と渡り廊下の間柱として、ハイブリッド柱が採用されました。
1階はRC造と鉄骨造の混構造ですが、当技術の採用により木造の雰囲気を演出できました。また、木柱の設計に比べ断面寸法の縮小を実現し、余計な凹凸の少ない快適な空間を生み出しています。


