PC緊張自動計測システム
緊張作業の高精度化により、構造物の品質を向上させるシステム
お客様のメリット
- 人為的な測定誤差を排除し設計緊張力を正確に導入することにより、構造物の品質が向上します。
- 測定伸び・圧力を毎回、緊張管理者に報告する必要がないため緊張時間の短縮が可能です。
技術の特徴
概要

ジャッキの圧力とPC鋼線の伸びを自動計測し、パソコンにデータを取りこみます。パソコンの中の緊張管理用ソフト(T-CIM/TENDON)により、緊張管理図の自動作成と、最小二乗法に基づく最終緊張力の自動算出を行います。これにより、伸び・圧力の人為的測定誤差や、緊張管理図の手書きによる影響誤差を排除し、正確な設計緊張力を躯体に導入することができるシステムです。
システム詳細
- 1ジャッキに鋼線伸び測定用のエンコーダーとジャッキ圧力測定用の油圧センサーを取り付ける。
- 2測定値をデータロガーに取り込み、デジタルデータとしてパソコンで読み込みを行う。
- 3緊張ソフト(T-CIM/TENDON)により、緊張管理図の自動測定と最終緊張力の自動算出を行う。
- 4最終緊張力にて、PC鋼線の緊張を行う。
鋼線伸び・ジャッキ圧力自動測定状況





実績・事例
- 新名神高速道路 坊川第三橋
- 新宮紀宝道路 熊野川河口大橋(P1-P3)上部工事