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上げ越し管理システム(張出架設用)

上げ越し高さを実施工条件にあわせて自動補正し、橋面高さ精度が向上するシステム

お客様のメリット

  • 設計での想定と異なる外気温やコンクリートのヤング係数等を考慮した上げ越し管理値の補正を行うことで、橋面高さの精度が向上します。
  • 橋面設計高さとの誤差が小さくなるため、余分な舗装量を低減することができ、環境にもやさしくなります。

技術の特徴

システム概要

張出架設のステップ毎に、設計時の想定と異なる外気温やコンクリートのヤング係数等を考慮し、上げ越し管理値を自動計算し補正してくれます。

システム使用方法

  1. 1主桁に熱電対を設置し上下床版の温度を測定する。
  2. 2ある荷重(例えばコンクリート打設荷重)に対する実際の変形量を測定する。
  3. 3上記1.2.のデータを上げ越し管理システムに入力することで、上下床版の温度差による主桁のたわみとコンクートのヤング係数等を補正し、剛性補正係数を算出する。
  4. 4剛性補正係数を用いて、新規施工ブロックの型枠セット高さ(補正後)や竣工時の主桁の高さを自動計算し、グラフ等で可視化する。

品質の向上

上げ越し管理システムの採用で、施工担当者の技量差による影響が排除され、結果として橋面の高さの精度が向上します。

実績・事例

  • 国道45号線 摂待大橋
補正値アウトプット画面