VSL 高強度PC鋼材用定着具
橋梁の経済的設計に貢献する高強度PC鋼材に対応した定着具
お客様のメリット
- 12S15.2H,15.7Hや19S15.2H,15.7Hの高強度ECF鋼材に対応可能です。
- 設計導入力を普通強度PC鋼材の20~28%増しにできケーブル本数を低減可能です。
- 緊張作業やグラウト作業回数を低減でき、作業の省力化が可能となります。
技術の特徴
橋梁の経済性や施工性向上の観点から、近年、高強度のPCケーブルのニーズが高まっており、これに対応するために高強度ケーブル用の定着具を開発しました。
内ケーブル(12S15.2H,15.7H)ならびに外ケーブル(19S15.2H,15.7H)に対応しており、何れも高強度エポキシ被覆ケーブル(E6ECFH-12,E6ECFH-19)にも対応可能です。

(高強度エポキシ被覆用:E6ECFH-12)

(高強度エポキシ被覆用:E6ECFH-19)
高強度ケーブル採用メリット
- 緊張力
- 普通強度PC鋼材の20~28%増
- ケーブル本数
- 20~28%低減
- 内ケーブル
- 過密配置の場合、ケーブル配置が容易に
- 外ケーブル
- ケーブル配置で断面が決まる場合、下床版幅を縮小して上部工を軽量化
- 共通
- 緊張作業・グラウト作業を低減


実績・事例
- 新名神高速道路 生野大橋 2019年2月完成