UFC橋梁架設工法
超高強度繊維補強コンクリート(UFC)のメリットを活用した橋梁架設工法
お客様のメリット
- LCCを含めたトータルコストの削減と景観に配慮した自由なデザインを実現します。
- 従来のコンクリートではできなかったスパンや桁高を実現し、様々な制約条件を克服できます。
- 優れた耐久性により、メンテナンスフリーで長寿命のコンクリート構造物を実現します。
技術の特徴
超高強度かつ、高靭性
UFCは一般のコンクリートの4~8倍の圧縮強度(200N/mm2以上)と、鋼繊維の効果により高い靭性を備えています。また、硬化体は極めて緻密で、塩化物イオンの浸透速度は一般のコンクリート(W/C:45%)の1/10~1/50程度で高い耐久性能を有します。
極薄の部材厚と大幅な軽量化を実現
鉄筋を必要としないUFCは部材厚を極めて薄くでき、従来のコンクリート構造物に比べて30~50%もの軽量化が可能です。したがって、下部工の小型化、架設に必要な設備の軽減が可能となり、トータルコストの削減だけでなく、周辺環境へ及ぼす影響も抑制することができます。
従来のコンクリートではできなかったスパンや桁高を実現
UFCの活用により長スパンや低桁高を実現して制約条件の課題を克服することが可能となります。


実績・事例



社外表彰
- 酒田みらい橋 平成14年度土木学会田中賞(作品部門)
- 北九州JCT堀越Cランプ橋 2006年日本コンクリート工学会賞(技術賞)
- 京王下北沢駅付近橋梁 令和元年度プレストレストコンクリート工学会賞(施工技術賞)