PC斜張橋架設工法
長支間に対応できる景観性に優れた長大橋梁の架設工法
お客様のメリット
- 景観性に優れるため、地域のランドマークとなりえる橋梁形式です。
技術の特徴
PC斜張橋は、塔から斜めに張ったケーブルで桁を吊り上げる構造で、主桁がプレストレストコンクリート、圧縮力を受ける塔が鉄筋コンクリート、引張を受ける斜材がPC鋼材で構成され、材料の特性を生かした合理的な構造です。100mを超えるような長支間に対応可能で、一般的には、200m以上が経済性に優れる支間長とされています。

- 東名高速道路(改築)東名足柄橋 1991年4月完成
(静岡県)東名高速道路上り線を跨ぐ、高速道路で初のPC斜長橋です。
橋長:370.0m、最大支間長:185.0m、主塔高さ:81.75m

- 一般国道241号帯広市十勝大橋上部その2工事 1995年3月完成
(北海道帯広市)建設当時、国内最大の橋面積(幅員:32.8m)を誇ったPC斜長橋です。ハープ型を描くように主塔から斜材が配置されるシンプルで美しいデザインを基本としています。
橋長:501.0m、最大支間長:251.0m、主塔高さ:68.0m
- 第二高速道路 高屏渓河川橋 2000年4月完成
- 第二東名高速道路 矢作川橋(PC上部工)東工事(豊田アローズブリッジ) 2005年3月完成
- タイ・バンコク産業環状道路工事C-1,C-2(タイ・リングロード橋) 2006年8月完成



社外表彰
- 東名足柄橋 平成3年度土木学会田中賞(作品部門) ほか5件